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医療保険金請求事件
医療保険に入っていたが、保険会社が保険金を払ってくれない。
手術を受けることになったが、医療費が高額になるため、その分が保険金でカバーされるか、何度も保険会社に確認した。保険会社から「カバーされる」との回答があったため、安心して手術を受けたが、手術後に保険会社から、支払えないと言われた。
約款を確認したところ、確かに保険会社の言う通り支払い対象ではなかったのだが、事前の説明に問題があったことも確かなので、保険を専門に扱うADR(裁判外紛争解決手続)にあっせん申立をした。
その結果、相手方保険会社から事前の説明経緯が開示され、問題が浮き彫りになった。
最終的には、事実関係を踏まえてADR機関がほぼこちらの主張を満額認める和解案を出し、双方受諾して解決に至った。